東京都は、平成29年10月20日の機関投資家向け（円貨）に続き、個人向け都債（名称：東京グリーンボンド）を外貨建てで発行すると発表した。今回の購入対象者は、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県に在住または在勤・在学の個人や、同エリアに主たる事務所・事業所を有する法人、団体としており、100億円相当（通貨：豪ドル）の債権を発行する。購入限度額は1人または1団体あたり500,000豪ドルまでで、同年11月24日から利率等の条件を公表し、12月8日から売り出しを開始する。グリーンボンドにより調達した資金は、都有施設・道路の照明のLED化、中小河川の整備、東京港・島しょ海岸保全施設整備事業、ヒートアイランド現象に伴う暑熱対応（遮熱性・保水性の向上）、等に充当されるという。