トヨタ自動車（株）は、「トヨタ環境活動助成プログラム」の2017年度助成対象を決定した。同プログラムは、持続可能な発展のための環境改善や保全に向けた活動を助成するもの。2017年度は、「生物多様性」と「気候変動」を助成対象テーマとして、公募を実施。審査の結果、助成対象として28件のプロジェクトを決定した。支援枠ごとの内訳は、1）海外プロジェクト：「マダガスカルの森を守り、子どもたちに笑顔を！里山エネルギースクールプロジェクト」など10件、2）国内プロジェクト：「沖縄ケラマ諸島チービシエリアのサンゴ礁再生環境づくりプロジェクト」など10件、3）国内小規模プロジェクト：「能登半島における絶滅危惧植物Ⅰ類『ウミミドリ』の生息域外・保全プロジェクト」など8件となった。これにより、2000年のプログラム開始以来18年間の累計は、世界53の国と地域で360件となった。同社では、2017年12月に、2017年度の採択プロジェクト代表者出席のもと、助成決定証授与式を開催するという。