伊藤園とアピカ、茶殻を配合した再生紙で作ったノートの販売を開始
発表日:2017.12.07
(株)伊藤園は、アピカ(株)と共同で、消臭効果のある茶殻配合紙(厚紙)を使用した文具紙製品を開発し、2017年12月中旬からアピカ(株)より発売すると発表した。同社では、日本茶飲料の販売拡大に伴い、製造過程において排出される茶殻の量が年々増加している(2016年度は約59,600トン)。そうした中、茶殻を原材料の一部に使用した茶殻リサイクル製品を約100種類開発しており、独自の技術「茶殻リサイクルシステム」を確立している。今回開発したのは、茶殻配合紙(厚紙)を表紙と裏表紙に使用したノート。茶殻配合紙(厚紙)は、三層構造で、二層目(真ん中の層)に茶殻をリサイクルした原料を使用しており、1冊あたり日本茶飲料525mlペットボトル約2本分の茶殻をリサイクルしているという。