山口県、県版レッドリスト・外来種リストを公表
発表日:2018.03.28
山口県は、「山口県レッドリスト2018」「山口県外来種リスト」を公表した。同県では、絶滅のおそれのある野生動植物をとりまとめた「レッドデータブックやまぐち」を2002年3月、「レッドデータブックやまぐち(貝類)」を2003年3月に作成した。今回のレッドリストは、初版のレッドデータブックの作成から10年以上が経過しり、県内の野生動植物をめぐる状況が大きく変動していることから、2015年度から見直しに着手したもの。掲載された絶滅のおそれのある種等は、全生物群合計で1,470種となった。また、外来種リストは、外来種対策の基礎資料となるもので、県内で生息生育が確認されたすべての外来種(国内由来含む)について、定着種と記録種(定着種以外)に区分して掲載している。今後、山口県レッドリスト2018の掲載種について解説したレッドデータブック(web版)の作成作業を進め、2018年度末に県ホームページにおいて公開する予定という。