山形県、山形県レッドリスト(鳥類・昆虫類)を改訂
発表日:2016.03.17
山形県は、山形県レッドリスト(鳥類・昆虫類)を改訂したと発表した。同県では、絶滅の恐れのある野生生物の現状を明らかにし、理解を広めるとともに、保全対策や各種事業の環境影響評価への基礎資料としての活用を図るため、平成14年度に山形県レッドリスト(動物編)を策定した。野生生物の生息・生育状況は常に変化しており、新たな情報や知見も蓄積されていることから、平成24年度より見直し作業を開始した。今回、動物編のうち鳥類及び昆虫類のレッドリストを改訂した。鳥類の絶滅危惧種の総数は34種から60種に、昆虫類の絶滅危惧種の総数は29種から48種に増加した。なお、鳥類及び昆虫類以外の淡水魚類、哺乳類、両生類、爬虫類、陸・淡水産貝類及び甲殻類のレッドリストについては、現在改訂作業中であり、作業が完了したものから順次公表していく予定。