環境省は、平成30年度環境技術実証事業・ヒートアイランド対策技術分野のうち、「地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム」の実証対象技術の募集を開始したと発表した（募集期間：平成30年5月29日～10月31日）。同事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、技術の普及を目指すもの。今回、地中熱及び地下水、下水、河川水等を熱源とし、ヒートポンプによって効率的に冷暖房を行うシステム全般について、システム全体、地中熱・下水等専用ヒートポンプ、地中熱交換部の3つの単位に属する技術を募集する。募集内容の詳細は、実証機関である特定非営利活動法人地中熱利用促進協会のホームページで閲覧できる。