環境省、UNFCCC適応委員会専門家会合の開催概要を公表
発表日:2018.07.20
環境省は、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)適応委員会専門家会合の開催概要を公表した。UNFCCCは、1994年3月に発効した温室効果ガスの濃度を安定化させることを目的とした条約の締約国会議の運営などを担っており、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)と協力関係にある組織。パリ協定の発効に伴い、UNFCCC事務局に「適応委員会(AC)」の機能が設置された。UNFCCCと同省が主催するAC専門家会合が、平成30年7月24日・25日に東京都下で開催されることとなった。約24ヶ国の気候変動に関する政策担当者、国際機関や研究機関等(約16機関)の担当官・専門家等45名が参加する予定で、適応、SDGsおよび仙台防災枠組における1)国内目標および指標、2)国レベルでの適応評価や指標の統合、3)地方、国および国際レベルの統合、4)能力向上および障壁の克服などを議論するという。なお、翌7月26日には同テーマをより掘り下げることを目的とするアジア太平洋地域セミナー(第27回)の開催が予定されている。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS