環境省、ラムサール条約(第13回締結国会議)に向けた湿地登録スケジュール等を発表
発表日:2018.10.02
環境省は、平成30年10月21日から29日にかけてアラブ首長国連邦・ドバイで開催される「ラムサール条約第13回締約国会議」に向けた湿地登録の予定を発表した。「ラムサール条約」は、水鳥の生息地等として国際的に重要な湿地や生息・生育する動植物の保全と、賢明な利用(ワイズユース)の促進を目的とするもの。今回、1)2つの湿地(志津川湾(宮城県):5,793 ha、葛西海浜公園(東京都):367 ha)の新規登録と、2)円山川下流域・周辺水田(兵庫県)の登録区域拡張をラムサール条約事務局に「通報」し、平成30年10月中旬に「国際的に重要な湿地」に指定する旨を「官報告示」した後に、これらの候補地が登録される見込みとなっている。なお、新規登録候補地については中央環境審議会自然環境部会第20回野生生物小委員会(平成30年10月2日開催)において既に報告されているが、登録区域拡張候補地については同地の鳥獣保護区等の指定(10月15日)をもって登録要件が満たされる状態になるという。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS