国土交通省は、平成21年度第2回となる住宅・建築物省CO2推進モデル事業の提案の募集を開始した（応募期間：平成21年7月15日～8月25日消印有効）。同事業は、家庭部門・業務部門のCO2排出量が増加傾向にある中、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを、国が公募によって募り、予算の範囲内において、整備費等の一部を補助するもの。対象となるのは、「全般部門」として、1)住宅・建築物の新築（戸建工務店対応事業を含む）、2)既存の住宅・建築物の改修、3)省CO2のマネジメントシステムの整備、4)省CO2に関する技術の検証の４種類と、平成21年度に新設された「戸建特定部門」。応募提案は、（独）建築研究所が、学識経験者からなる同事業の評価委員会の評価をもとに、評価結果を国土交通省に報告。これを踏まえ、同省が平成21年10月末頃にモデル事業の採択を決定する予定という。