高知県は、レッドデータブック2018動物編を発行したと公表した。同県は、平成26年度に改訂委員会と７つの分科会を設置し、平成29年10月に同委員会の検討結果を踏まえた「レッドデータブック（動物編）2017改訂版」を公表している。レッドデータブック2018動物編は、同2017改訂版に掲載された種について、その後の新たな知見を加えながら、選定の根拠、個々の種の特徴、県内での分布、保全・保護対策等を盛り込み、分類群ごとにとりまとめたもので、野生生物の適切な保全や種の多様性の保全のための基礎資料として活用されることが期待できるという。