長野県は、「冬の信州省エネ大作戦・2018」を実施すると発表した。同県では、しあわせ信州創造プラン2.0～長野県総合5か年計画～において「いのちを守り育む県づくり（地球環境への貢献）」を掲げ、節電・省エネルギーの取組を推進している。また、長野県環境エネルギー戦略～第三次長野県地球温暖化防止県民計画～においても、最大電力の抑制を数値目標（2020年度15%削減（2010年度比））に掲げて、未来志向型のライフスタイル、ビジネススタイルへの転換を進めている。こうしたことから、同県では独自の数値目標を掲げて節電・省エネルギーの県民運動を展開している。今冬は、今夏に引き続き、従来の節電対策からエネルギー全体の消費量削減に重点を移して取り組むという。取組期間は、平成30年12月1日～平成31年3月31日。節電・省エネルギー目標は、1)最大電力：平成22年度比5％削減、2)電力需要量：59億400万kWh（平成22年度冬季実績）としている。