東京都は、平成31年1月13日に都庁都民ホール（新宿区）で開催する、シンポジウム「南硫黄島：東京の原生自然環境保全地域　冒険・発見・最後の秘境！」のプログラムを発表した。都に属する小笠原諸島の南硫黄島は、過去に人が定住したことがなく、原生自然環境保全地域に指定されている。2017年6月、東京都、首都大学東京およびNHKが連携し10年ぶりに調査隊が組織され、世界にも類をみない手つかずの自然に、クライマー、ダイバー、研究者たちがスクラムを組んで挑んだ、原生自然の魅力を伝える。シンポジウムでは、1)貴重な生態映像等、2)サバイバルな調査の秘話、3)希少なラン科植物を発見、アカアシカツオドリの集団営巣地を国内初確認、陸産貝類3種の南硫黄島新記録種、ミナミイオウスジヒメカタゾウムシの再発見などを紹介するという。