文部科学省、統合国際深海掘削計画(IODP)における研究航海を開始
発表日:2009.08.07
文部科学省は、統合国際深海掘削計画(IODP)の一環として、「シャツキー海台形成モデルの検証に関する掘削研究」を実施するため、米国が提供するジョイデス・レゾリューション号を用いた研究航海を2009年9月4日から開始すると発表した。IODPとは、我が国が提供する地球深部探査船「ちきゅう」をはじめとする海洋科学掘削船を用いて深海底を掘削することにより、地球環境変動の解明、地震発生メカニズムの解明及び地殻内生命の探求等を目指す国際研究協力プロジェクト。今回、大規模なマグマ活動により形成された巨大海台の1つであるシャツキー海台がどのように形成されたかをより詳細に明らかにするため、我が国から、8名の研究者が乗船するほか、米国・欧州・中国・韓国・オーストラリアの研究者を含め、計26名の研究者が参加する予定という。
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