環境省は、平成31年度環境技術実証事業における実証機関を選定したと発表した。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、技術の普及を目指すもの。今回、実証機関を募集・審査した結果、以下を選定した。1)有機性排水処理技術：（一社）埼玉県環境検査研究協会、2)閉鎖性海域における水環境改善技術：日本ミクニヤ（株）、3)湖沼等水質浄化技術：（一社）埼玉県環境検査研究協会、4)ヒートアイランド対策技術（地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム）：（特非）地中熱利用促進協会。今後、技術分野ごとに技術実証検討会を開催し、実証対象技術の公募を行う予定。