環境省、栃木県宇都宮市におけるアカカミアリの対応状況を公表
発表日:2019.04.15
環境省は、栃木県宇都宮市の住宅の屋内で発見された特定外来生物アカカミアリ(Solenopsis geminata)への対応状況を発表した。平成31年4月12日、環境省関東地方環境事務所は、栃木県宇都宮市の住宅の屋内でアリ1個体を住人が発見し、捕獲時に殺虫処理、同省へ同定を依頼および発見者にベイト剤を提供し、住宅内に設置を終えているという報告を栃木県から受けた。4月15日、同県と宇都宮市が住宅周辺を目視踏査し、疑わしいアリは確認されておらず、当該アリについて、専門家によりアカカミアリ(無翅女王アリ・1個体)であることが確認された。その後、ベイト剤を設置した住宅周囲ではアカカミアリと疑わしいアリは他に確認されていない。同省は県及び市と協力し、引き続き周辺での調査を実施する予定という。
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