日本自然保護協会など、奄美大島・西古見海岸の「生き物観察会」を企画・開催
発表日:2019.06.10
(公財)日本自然保護協会は、2つの任意団体(海の生き物を守る会、自然と文化を守る奄美会議)と共に開催する「生き物観察会」の概要を紹介した。奄美大島の南西端に位置する西古見(にしこみ)集落はサンゴの石垣が残る、人口30数名ほどの静かな集落であるが、近年では大型クルーズ船の寄港地の開発計画が持ち上がっている。今回、同地の砂浜や、そこに生息する生き物の調査・観察を行う行事を開催する(開催日時:令和元年6月16日、開催場所:西古見ナハンマ公園)。また、この行事に先立ち、同月15日に「奄美の海の危機と世界自然遺産への道」をテーマに掲げ、世界自然遺産登録と海辺の保全について参加者が一緒に考えるシンポジウムを開催するという(パタゴニア環境助成プログラムを活用)。