沖縄奄美自然環境事務所は、令和3年度アマミノクロウサギ交通事故防止キャンペーンの実施を発表した(実施期間：令和3年9月15日～11月15日)。令和3年7月26日の世界遺産委員会において、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産登録が正式に決定されている。同キャンペーンは、観光客が増加する夏期から、アマミノクロウサギの活動が活発になり、交通事故多く発生する秋期にかけて実施される。内容としては、関係各所におけるポスター掲示、チラシの配布、広報誌での発信、空港ロビーにおける特別展示のなどを行う。また、各自治体のコミュニティFM局やケーブルテレビ等の協力で、「人にも動物にもやさしい安全運転」の呼びかけを行い、アマミノクロウサギが活動する夜間等、アマミノクロウサギが急に飛び出してきても、すぐに止まれる速度でゆとりのある運転を呼びかけている。