大阪府、2018年度の大気汚染状況を公表
発表日:2019.07.05
大阪府は、2018年度における大気汚染の状況を公表した。大阪府及び大阪市などの府内17市では、大気汚染の状況を経年的に把握・評価するため、大気汚染物質を常時監視している。2018年度は、住宅地域等に設置している一般環境大気測定局(一般局)66局、道路沿道に設置している自動車排出ガス測定局(自排局)35局の計101局で実施した。その結果、二酸化窒素、二酸化硫黄、一酸化炭素および浮遊粒子状物質(SPM)は、すべての測定局で環境基準を達成した。また、微小粒子状物質(PM2.5)は一般局34局・自排局14局で達成(達成率87.3%)したが、光化学オキシダントは全局で達成できなかった。同府では、今後も常時監視を継続するとともに、PM2.5の高濃度時の注意喚起などの情報発信、光化学オキシダント注意報の発令の周知などを行うという。
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