環境省は、カーボン・オフセット認証制度における認証案件を公表した。同省では、信頼性のあるカーボン・オフセットの取組を推進・普及するため、平成21年3月18日に「カーボン・オフセットの取組に対する第三者認証機関による認証基準（Ver.1.0）」を公表。これを受け、気候変動対策認証センター（（社）海外環境協力センター）において、カーボン・オフセット認証制度を創設し、5月14日よりカーボン・オフセットの案件の認証を開始した。その結果、第3回締め切りまでに4件の申請があり、8月6日に開催された認証委員会において、（株）トノハタの梅干し商品の3つの案件における梅の栽培・一次加工・二次加工・卸先までの物流で排出されるCO2のオフセット、また、ブルーテック（株）の地盤改良材の原料および主要な製造工程で排出されるCO2のオフセットの計4つの取組が認証され、認証ラベルが認められた。