国立環境研究所(国環研、NIES)は、「NIES国際フォーラム/5th International Forum on Sustainable Future in Asia」の開催概要を紹介した。同フォーラムは、国環研が中心となって2015年度から開催している行事で、アジア地域に向けた研究成果の発信や、アジア各国の研究機関・大学等との連携強化を目的としている。2019年度(第5回)のフォーラムは、国環研が、ヤンゴン第一医科大学(UM1）、東京大学およびアジア工科大学院と共に、ミャンマー・ヤンゴン市内で開催する。第1日目(2020年1月21日)は、ミャンマー国保健・スポーツ省の代表者と国環研理事長の開会挨拶、UM1学長らの基調講演の後、「アジアにおける大気汚染等を含めた健康問題への対応」に関する研究成果の報告や全体討論を行い、第2日目(翌22日）に、「気候変動と生態系保全に関わるSDGsの同時解決に向けた方策の議論」や、「アジアにおけるSDGs推進に向けた統合的アプローチ」に関する全体討論などを行うという。