国立環境研究所（NIES）は、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構（IR3S）、アジア工科大学院（AIT）と共に、2018年1月23日から24日にマレーシアで開催した、第3回NIES国際フォーラムの開催結果を公表した。同フォーラムは、2015年に採択されたパリ協定や持続可能な開発目標（SDGs）に関するアジア地域の取り組みについて、アジア地域の研究機関や政策担当者等との連携を強化することを目的としたもの。アジア地域において注目される3つのテーマ（気候変動への適応と緩和策、生物多様性、環境モニタリング）について講演と議論が行われた。また、NIES、IR3S、AIT、マレーシア工科大学（UTM）、マレーシア森林研究所（FRIM）の各機関は、アジア太平洋地域における今後の環境研究に関する連携の強化を目指す共同声明を発表した。