環境省は、生物多様性条約第10回締約国会議（COP10）ロゴマーク及びスローガンを決定し公表した。同会議は、概ね2年に1回開催されており、平成22年は愛知県名古屋市で第10回目の会議（COP10）が開催される。同会議の議長国である日本政府には、会議のテーマに沿ったロゴマーク及びスローガンの作成が求められており、平成21年3月の生物多様性条約COP10/MOP5関係省庁連絡会議において、COP10の共通テーマに基づき同年10月を目途に決定することとしていた。今回、COP10のスローガンは、英語で「Life in harmony, into the future」、日本語では「いのちの共生を、未来へ」と決定した。また、ロゴマークは、日本の折り紙を円形に配置し、中央に人間の親子を配することにより、人類と多様ないきものとの共生と、豊かな生物多様性を将来に引き継いでいこうという思いを表現しているという。