環境省、大気汚染状況の常時監視測定結果(平成30年度)を公表
発表日:2020.03.27
環境省は、平成30年度大気汚染状況の常時監視測定結果を公表した。これは、大気汚染防止法第22条に基づいて地方公共団体が実施している調査と同省による調査の結果を取りまとめたもの。大気汚染物質は、常時監視1,866局によるもので、一般環境大気測定局が1,459局、自動車排出ガス測定局が407局であった。測定の結果は、1)微小粒子状物質(PM2.5):環境基準達成率は、一般局95.3%、自排局93.1%であり、平成29年度に比べて、一般局、自排局ともに改善しました。2)光化学オキシダント(Ox):環境基準達成率は、一般局、自排局ともに0%であり、達成状況は極めて低い水準であった。また、有害大気汚染物質等は、物質に応じて測定地点273~404地点であった。測定の結果は、1)環境基準が設定されている4物質は、全地点で環境基準を達成した。2)指針値が設定されている9物質は、5物質は全ての地点で指針値を達成したが、1,2-ジクロロエタン、ニッケル化合物、ヒ素及びその化合物およびマンガン及びその化合物は指針値を超過した。
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