国土交通省は、令和元年の「低燃費乗用車ベスト10」を公表した。同省では、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するため、毎年、燃費の良い乗用車のベスト10とともに、「自動車の燃費性能の評価及び公表に関する実施要領」に基づく燃費性能を評価した「自動車燃費一覧」を公表している。令和元年末時点で販売されている自動車のうち、最も燃費（JC08モード燃費値）の良い乗用車は、普通・小型自動車では39.0km/Lのプリウス（トヨタ自動車（株））、軽自動車では37.0km/Lのアルト（スズキ（株））及びキャロル（マツダ（株））であった。また、平成32年度燃費基準達成・向上達成レベルの最も高い乗用車は、普通・小型自動車では達成率205%のプリウス（トヨタ自動車）、軽自動車では達成率150%のアルト（スズキ）及びキャロル（マツダ）となっている。