国土交通省は、「令和2年度既存建築物省エネ化推進事業（省エネルギー性能の診断・表示）」の提案募集を開始すると発表した（応募期間：令和2年4月14日～9月30日消印有効）。同事業は、省エネ性能の優れた住宅・建築物が世の中で適切に評価される環境を整備するため、省エネ改修工事を伴わない既存住宅・建築物に対して省エネルギー性能を診断し表示する費用の一部を補助するもの。延べ面積300m2以上の既存住宅・建築物において、民間事業者等が行う1)省エネルギー性能の診断に要する費用、2)省エネルギー性能の第三者認証・認定の取得に要する費用、3)省エネルギー性能の表示に要する費用（表示プレート代等）を補助する。補助率は対象経費の1/3で、省エネルギー性能表示の普及に資する取組を提案し、波及効果が高いと認められた場合は定額を補助する。審査方法は、（一社）環境共生住宅推進協議会が審査の上、補助金の交付を決定するという。