中国電力(株)、新小野田発電所および三隅発電所における「林地残材バイオマス石炭混焼発電実証事業」を実施
発表日:2009.11.02
中国電力(株)は、新小野田発電所および三隅発電所における「林地残材バイオマス石炭混焼発電実証事業」の実施を発表した。同事業は、林地残材や間伐材等の木質バイオマスと石炭との混焼発電を行い、CO2の削減量や発電設備の運用性等を確認するもので、(社)新エネルギー導入促進協議会より「平成21年度林地残材バイオマス石炭混焼発電実証事業(経済産業省補助金事業)」の補助金の交付を受けて実施される。両発電所のバイオマス使用量は、新小野田発電所が約3.5万t/年、三隅発電所が約3万t/年の予定で、CO2削減効果は、それぞれ約2.9万t-CO2/年、約2.3万t-CO2/年、バイオマス発電電力量は、それぞれ約3,500万kWh/年、約3,200万kWh/年となる見込み。同社は、この事業により国内の未利用森林資源の利用を促進し、更なるCO2排出量の削減や地域活性化等に貢献していくという。
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