経済産業省と（国研）新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）は、2020年10月14日にWEB上で、「水素閣僚会議特別イベント」を開催すると発表した。水素は、エネルギー供給構造を多様化させるとともに、大幅な低炭素化を実現するポテンシャルを有するため、エネルギー転換・脱炭素化のキーテクノロジーとして世界各国から大きな注目を集めている。同会議は、水素の利活用をグローバルな規模で推進し、関係各国が歩調を合わせ一層の連携を図るプラットフォームとして、2018年に世界で初めて日本で開催された。2019年は日本が議長国を務め東京で開催され、世界35の国や地域、機関から約600人の関係者が参集している。今年度は、オンラインでの開催を予定している。水素社会構築に向けた世界の気運を引き続き維持拡大するため、同会議を各国の水素製造や利活用に向けた取組を共有する場とし、国際連携のより一層の強化を図るという。