テクノラボ、漂着プラごみのアップサイクルとブランド化に向けた取組を紹介
発表日:2020.07.14
(株)テクノラボ(横浜市)は、海岸に漂着、あるいは遺棄されたプラスチックごみ(以下「漂着プラごみ」)をカラフルな工芸品にアップサイクルし、海浜のごみや海洋プラスチックの現状を知らせるアイテムとしてブランド化を図る社内プロジェクトを紹介した。同社は2004年8月に創業したプラスチック製品のデザイン、設計・試作、小ロット生産の技術的支援策などを手掛ける企業。2018年にプラスチックの長所や特性の理解を目的とする社内有志によるプロジェクトが立ち上がり、2019年11月に海洋プラごみからインテリア雑貨をつくるクラウドファンディングなども実施した。今回、各種漂着プラごみを洗浄し、色別に粉砕・成型する製法(特許出願中)により、色や模様が異なるアップサイクル工芸品のラインアップを整備し、新たなブランド名を付して7月14日からECサイトで予約販売を開始する。当面は、関東近郊のビーチクリーン(海岸清掃)活動で採取された漂着プラごみで商品を生産するが、2020年中には全国のごみを用いた製作・販売にシフトするという。
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