国土交通省は、令和2年度サステナブル建築物等先導事業（気候風土適応型）の提案の募集受付（第2回）を開始すると発表した（応募期間：令和2年7月27日～9月4日消印有効）。同事業は、サステナブルな社会形成を図るため、伝統的な住文化を継承しながら環境負荷の低減を図り、地域の気候風土に応じた建築技術を用いたモデル性、先導性が高いプロジェクト（気候風土適応型プロジェクト2020）を広く民間等から募り、支援するもの。今回、住宅の建設工事費のうち、地域の気候風土に応じた住宅の建築技術・工夫による低炭素化に係る先導的な技術を導入した場合と導入しない場合の工事費の差額を補助する。補助率1/2、補助限度額は建設工事費全体の10％または100万円/戸のうち少ない額となっている。同省では今後、同年11月を目処に採択事業を公表する予定という。応募の詳細は、（一社）環境共生住宅推進協議会のホームページで閲覧できる。