国立環境研究所(NIES)は、日本、韓国、中国の中核的環境研究機関による第17回目となる日韓中三カ国環境研究機関長会合(TPM)の開催概要を紹介した(開催日：2020年12月16日、オンライン形式)。TPMは日韓中における環境研究の一層の推進のため、中国環境科学研究院の呼びかけにより2004年に開始したもので、以降毎年三機関の持ち回りにより開催している。今会合は、国立環境研究所の主催により、3機関の機関長をはじめとした関係研究者等が出席し、共同研究の可能性や実施中のプロジェクトに関する進捗状況の共有、特定のテーマに関する研究成果の発表や、将来の環境研究の方向性と3機関連携の可能性を含む機関間連携を議論し、アジア地域での環境研究の推進に向けた取組を討議する。今次会合の成果は、後日NIESのホームページにて公開するという。