環境省、沖合海底自然環境保全地域を指定
発表日:2020.12.03
環境省は、令和2年12月3日、4カ所の海域を沖合海底自然環境保全地域に指定した。これは、自然環境保全法に基づき、深海の希少な生態系を保全するため指定するもの。今回、日本のEEZ(排他的経済水域)内で最も深い海溝や、海山が高密度に存在する海域である、1)日本海溝の最南部及び伊豆・小笠原海溝周辺の海域、2)中マリアナ海嶺と西マリアナ海嶺を含む海域、3)西七島海嶺を含む海域、4)マリアナ海溝北部の海域が、初めての沖合海底自然環境保全地域に指定される旨、令和2年12月3日に官報告示された。いずれも令和3年1月1日に施行予定。同省では、日本の海洋保護区の割合は13.3%となり、「2020年までに海域の10%を海洋保護区等として保全する」とした愛知目標が達成されるという。
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