ソフトバンクとYKK、緑地のCO2吸収量をリアルタイムに可視化する実証開始
発表日:2020.12.14
ソフトバンク(株)とYKK(株)は、緑地のCO2吸収量をリアルタイムで可視化する実証実験を開始した。ソフトバンク(株)が提供する農業AIブレーンは、ほ場で作物の栽培に関する諸情報を収集する子機(センサーノード)と、見通しがきく1 km圏内に設置された親機(ゲートウェイ)を活用して、24時間365日、クラウド上にデータを収集し、植物科学の知見を積んだAIを活用して栽培支援を行う。今回ソフトバンク(株)は、環境データに関する知見等を生かし、緑地におけるCO2吸収量をリアルタイムに可視化するシステムを開発した。一方、YKK(株)は、創業者が理想とした「森の中の工場」の具現化を目指して、富山県黒部市の事業所内で計画的に植樹や緑化を進め、ファスナー手作り体験等ができる展示館等を有する「YKKセンターパーク」を整備し、一般に開放している。今回、YKKグループにおける環境経営の方向を踏まえ、両社共同で、緑地におけるCO2吸収量をリアルタイムに可視化する実証実験を開始した。センターパークの森や芝生に親機・子機を2セット設置し、CO2吸収量推定システムの精度や有用性の検証等を行うという。
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