NEDO、AIを活用した温泉モニタリングシステムの導入実証を開始
発表日:2019.09.25
(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「地熱発電技術研究開発(事業期間:2013~2020年度)」における温泉モニタリングシステムに着手すると発表した。NEDOは、2017年度に温泉水の温度や流量、電気伝導率などの泉質を連続測定し、取得したデータをクラウド上で閲覧できる温泉モニタリング装置を開発し、2018年度は温泉に与える影響を定量評価できるシステム(Ⅰ)と、AIによる地熱資源の連続監視・適正管理・利用を可能にするシステム(Ⅱ)を開発した。今回、(国研)産業技術総合研究所、横河電機(株)、地熱エンジニアリング(株)および西日本技術開発株式会社と共に、大分県別府市において、2019年10月中旬からシステムⅡの実証試験を開始する。2020年度末まで導入効果などを検証し、大規模温泉モニタリングシステムとしての実用化を図り、地熱発電事業者と温泉地域の合意形成に活かしていきたいという。
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