環境省、鹿児島県の高病原性鳥インフルエンザウイルス確定検査結果(野鳥国内41例目)を発表
発表日:2021.02.08
環境省は、鹿児島県で回収された死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性を発表した(野鳥国内41例目)。これは、令和3年2月3日に鹿児島県出水市でナベヅル1羽の死亡個体が回収され、同年2月4日に簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応をと判明し、同年2月8日に鹿児島大学が確定検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出(陽性)された旨の報告を受けたもの。なお、回収場所は、令和2年11月13、20、27日、12月4、11、18、25日、令和3年1月8、15、22、29日、2月5日に高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された環境試料(水)の採取場所と同一となる。同省は、鹿児島県と調整の上、引き続き、野鳥監視重点区域内における野鳥の監視を強化したという。