近大、猿沢池の生態系保全プロジェクトを学生主体型で推進
発表日:2021.04.15
近畿大学は、法相宗大本山・興福寺(奈良県奈良市)の「猿沢池」において推進している環境保護活動を教員主体から学生主体に転換した。同大学の農学部は、「宗学連携」を掲げ、興福寺の伝統的な宗教儀式「放生会(ほうじょうえ)」に環境管理学を採り入れたユニークな環境保護活動を推進している。今回、これまで実施してきた調査等を学生主体の任意団体「灯と奈菜(ひとなな)」が継承し、プロジェクト化して推進することとなった。同任意団体、指導教員、奈良県まちづくり推進局および興福寺の共催により、2021年4月15日に採集調査・美化活動を実施し、4月17日に在来種の放生(興福寺放生会)を執り行うという。
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