国土交通省は、社会資本整備審議会・交通政策審議会技術分科会技術部会「国土交通技術行政の基本政策懇談会」のサードステージ（第3次）とりまとめ結果を公表した。同懇談会では、「第4次国土交通技術基本計画」（平成29年3月）のもと、国土交通分野における科学技術の総合的かつ計画的な振興を図るため、国土交通省が研究開発すべき課題、実施すべき施策等について、議論を行ってきた。令和2年8月より、懇談会サードステージ（第12回～第17回）での議論をもとに、今回、とりまとめを行った。特に、新型コロナウィルスの感染拡大を踏まえた「分散型の新しい国の形」や、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた「地球温暖化対策の強化」を大きな枠組みとしながら、主要技術政策として「新たなモビリティサービス」、「都市・地域マネジメント戦略」、「物流・国際ゲートウェイ」、「防災・減災、国土強靱化」、「カーボンニュートラル」をテーマに更なる議論が行われた。詳細は国土交通省のホームページで確認出来る。