静岡県、絶滅危惧種の種子増殖を行う5校に委嘱状を交付
発表日:2021.07.28
静岡県は、県内高校生による南アルプスの絶滅危惧種の種子増殖の取組を5校に拡大して行うと発表した。同県は「ふじのくに生物多様性地域戦略」の取組として、南アルプスに生育する絶滅危惧種の種子増殖に取り組む高校に委嘱状を交付している。「ふじのくに生物多様性地域戦略推進パートナー」とは、ふじのくに生物多様性地域戦略の次世代への継承や取組主体の裾野を広げるため、県と協働して新たなプロジェクトの実践や成果発表等を行う新たなパートナーである。今回、国や県のレッドリストに掲載されている植物(オオサクラソウ、サンプクリンドウ、オノエリンドウ、アカイシリンドウ)について、それぞれの高校で種子増殖に取り組む。併せて令和3年8月3日から4日には、高山植物の自生地(千枚岳、静岡県静岡市)を見学する登山を、 (株)モンベルの協賛により実施し、静岡大学の研究者らと共に南アルプスいきもの探索プロジェクトを行うという。
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