広島県は、「ひろしま里山グッドアワード」の募集を開始すると発表した(募集期間：令和3年8月5日～9月30日)。同アワードは、中山間地域の資源を活かして、新しい価値やサービスの提供につなげる優れた活動を行った取組を表彰し、そのプロセスやノウハウを共有することによって、中山間地域の取組の更なる普及促進を図るもの。令和元年度は、特別名勝「三段峡」の自然環境を活用し、子どもたちへの環境教育プログラムの提供や環境省SDGs研修などを実施した「三段峡野外博物館プロジェクト（実施主体：NPO法人三段峡－太田川流域研究会）」が大賞を受賞した。中山間地域ならではの多様な資源を活かして、新しい価値やサービスの提供につなげている優れた活動を応募対象とし、令和3年10月上旬にアドバイザーの意見を参考に、応募者の中から5件程度を選定する1次審査を行う。その後、一般投票(投票期間：11月8日～12月12日、方法：インターネット投票）を実施し、最も得票数の多い取組を「さとやま未来大賞」、他の４取組を「未来のたね賞」として表彰する。なお、表彰式は「ひろしまさとやま未来博2021」のクロージングイベント内で実施するという（開催日：令和3年12月19日）。