千葉県、令和2年度大気環境の状況を発表
発表日:2021.08.11
千葉県は、令和2年度の大気汚染の状況を公表した。同県では、県内の16市及び国と、大気汚染防止法に基づき、大気汚染物質及び有害大気汚染物質の測定を実施している。大気常時監視(6物質)では、二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質及び微小粒子状物質(PM2.5)は、全測定局で環境基準を達成した。光化学オキシダントは全測定局で環境基準未達成だった。有害大気汚染物質(21物質)では、1)環境基準が定められている(4物質)については、全ての地点で環境基準を達成、2)指針値が設定されている(11物質)では全ての地点で指針値を下回る、3)環境基準・指針値が設定されていない物質(6物質)については、一部を除き令和元年度の数値を下回った。同県では、有害大気汚染物質等の削減を図るため、工場・事業場対策を継続して進めるという。なお、大気中のアスベスト濃度測定結果、ダイオキシン類に係る常時監視結果、公共用水域及び地下水の水質測定結果も併せて公表した。公共用水域及び地下水の水質測定結果は、銚子市の2河川で環境基準が未達成とした。
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