環境省、沖縄・奄美で希少種保護増殖等に携わる専門員を募集
発表日:2021.12.14
沖縄奄美自然環境事務所は、「希少種保護増殖等専門員」(期間業務職員の国家公務員)1名を募集すると発表した。業務内容としては、奄美群島国立公園管理事務所(奄美地区)、西表自然保護官事務所(西表地区)の両地域において、国内希少野生動植物種(オオトラツグミ、アマミヤマシギ、アマミノクロウサギ、イリオモテヤマネコ)の保護増殖事業及びその他対象地区の野生生物保護に関する現地調査、データ収集、データ解析、普及啓発、事業等の企画、立案、実施、補助及び傷病対応、死亡個体管理の実施等、国内希少野生動植物種を含む対象地区の生態系保全のためのマングース等外来生物防除と、対象地区の生態系保全のための外来生物防除に関する企画、立案、書類作成・整理、現地調査、データ収集、データ解析、普及啓発等の実施等を行う。採用要件としては、動物生態学、保全生物学又は関連分野に関する博士、または、同分野に関する学士又は修士で野生生物の保護に係る分野の調査等に関する3年以上の実務経験を有する者。対象区域内の現地調査等が可能であること、業務を行うに際し、地域住民や関係機関等との調整を円滑に遂行できること、英語の論文読解や海外の研究者とのコミュニケーションに支障のないことが望まれる。