環境省、令和3年度「デジカメによる夜空の明るさ調査」の結果を公表
発表日:2021.12.24
環境省は、令和3年度の夏期観察で実施した、デジタルカメラによる夜空の明るさ調査の結果を取りまとめ公表した。同省は、星空観察を通じて光害(ひかりがい)や大気汚染、環境保全の重要性について関心を深めてもらうこと、また、良好な大気環境や美しい星空を地域資源(観光や教育)として活用していただくことを目指し、平成30年度から星空観察を推進している。令和3年度の夏期の観察(観察期間:令和3年8月28日~9月10日)の実施に当たって参加希望者を募集したところ、全国367地点の団体等163団体(人)の応募・登録があり、当該期間の決まった時間帯にデジカメを用いて撮影された天頂付近の画像データ436件が投稿された。今回、各画像の撮影場所・日時、夜空の明るさ(等級)とばらつきなどの一覧や、周辺の状況(住宅、商業、農業、森林山間、自然公園等、その他)が異なる継続観察登録地点163箇所における「夜空の明るさ」評価の結果などが公表された。継続的なデータ蓄積により、地域における光害や大気汚染の状態に関する啓発材料や、日本の実態に即した評価手法の検討資料としての活用が期待できるという。
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