環境省、「デジカメによる夜空の明るさ調査」の調査結果を公表
発表日:2021.03.26
環境省は、令和2年度冬期「デジタルカメラ(以下、デジカメ)による夜空の明るさ調査」の調査結果を公表した。同省は、光害(ひかりがい)や大気汚染等に気づき、大気環境保全の重要性への関心を喚起し、地域資源としての活用等も目指して、平成29年度に検討会を設置・開催し、平成30年度より肉眼による観察とデジカメによる夜空の明るさ調査(夏冬2回)の継続的な参加呼びかけを始めた。冬期の観察(観察期間:令和3年1月4日~1月17日)の実施に当たって参加希望者を募集したところ、全国357地点の団体等176団体(人)の応募・登録があり、当該期間の決まった時間帯(日没後1時間半~3時間半まで)に「デジカメ」を用いて撮影された天頂付近の画像データ558件が投稿された。今回、各画像の撮影場所・日時、夜空の明るさ(等級)とばらつきなどの一覧や、周辺の状況(住宅、商業、農業、森林山間、自然公園等、その他)が異なる継続観察登録地点176箇所における「夜空の明るさ」評価の結果などが公表されたという。