広島県、カーボン・サーキュラー・エコノミー推進構想を策定
発表日:2022.03.07
広島県は、カーボン・サーキュラー・エコノミーの実現に向けて、カーボンリサイクルを核とした新たな産業集積を目指すための方向性や今後3年間の取組を「推進構想」として整理した。カーボン・サーキュラー・エコノミーとは、CO2を資源と捉え、CO2が生物・化学品・燃料など、さまざまな形に変化しながら、自然界や産業活動の中で、大気中のCO2を増加させることなく、持続的に循環する社会経済のこと。カーボンニュートラルに向けた動きが世界的な潮流となり、今後、社会経済構造の大規模な変革が見込まれる中で、新たなビジネスの誕生が期待されている。カーボンリサイクルは、化学や機械等の高い技術力が求められる分野で、市場規模が将来大きく成長することが予測されており、また、県内で実証研究拠点の整備が進んでいるなど、同県に優位性があると考えられた。同県の構想には、カーボンニュートラルに向けた国内外の動向を整理し、同県の特長および具体的な取組についてまとめられている(全頁カラー、32頁)。
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