スマスイ、洪水により生息地が激減「ナゴヤダルマガエル」調査結果を展示
発表日:2022.03.24
神戸市立須磨海浜水族園(神戸市須磨区、以下「スマスイ」)は、ナゴヤダルマガエルの生息地「岡山県倉敷市真備(まび)町」が2018年7月の豪雨の被害を受け、同種の生息数に減少が見られたことから現地調査を行っており、その調査結果の展示を行う。このカエルは、環境省レッドリストで絶滅危惧IB類に選定されており、圃場整備等の影響を受けて各地で個体群が絶滅し危機的な状況にある。「スマスイ」は独自に設立した神戸市および周辺地域における生物多様性の保護や自然環境保全を推進していくための『スマスイ自然環境保全助成制度』を設けており、岡山大学は同制度を活用し真備町でカエルの現状について調査した。今回、スマスイ自然環境保全助成企画展「洪水を生き抜いたナゴヤダルマガエル ~岡山県倉敷市真備町のカエル調査~」と題して、この調査結果についての展示が行われる。現地調査で得られた調査結果や、この地域で見ることができるカエルたちについて紹介するという。
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