アクアマリンふくしまなど、オホーツク海の深海エビ3種を新種と発表
発表日:2022.05.12
アクアマリンふくしま(福島県いわき市)と千葉県立中央博物館は、深海性エビ類の新種3種について発表した。アクアマリンふくしまでは2000年の開館当初から親潮源流域であるオホーツク海の豊かな海を紹介するため、北海道知床羅臼町沖で生物調査を行っている。今回、2015年から2019年の調査で採取したエビ3種が新種であることが分かり学術誌に発表した。3種にはそれぞれ体の特徴を分かりやすく表した標準和名(アカマダライバラモエビ、サクライバラモエビ、ピリカイバラモエビ)を付したとのこと。オホーツク海南西端にあたる知床半島羅臼沖の海域が、想像以上に豊かな甲殻類の宝庫であることが明らかになったという。
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