堺市は、免許不要で歩道走行可能な電動カートのシェアリング実証プロジェクトを開始する。このプロジェクトは、令和3年11月に締結したアルプスアルパイン（株）、エヌ・ティ・ティ・コムウェア（株）、（株）ゼンリン、東京海上日動火災保険（株）および福伸電機（株）との「スマートシティに関する新たな移動支援等の構築に向けた連携協定」に基づくもの。同市では、「堺スマートシティ戦略」を策定し「泉北ニュータウン地域」を重点地域に定め、住民の生活の質の向上と都市魅力の創出に向け取組を推進している。今回のプロジェクトは、高齢者を主なターゲットに、電動カートを用いることで、買い物や通院、近隣へのお出かけなど、身近な場所へ自立移動することができ、またシェアリングにより、整備された安全な電動カートを気軽に利用できる環境の創出をめざす取組。電話もしくはWEBから申し込むことで、誰でも電動カートを利用することができる（実証期間：令和4年6月1日～15日）。