信越自然環境事務所は、松本市と高山市をつなぐ松本高山間ルート名称投票キャンペーンを開始すると発表した（募集期間：令和4年7月1日～11月15日）。環境省は、日本の国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」としてブランド化し、国立公園の価値や魅力を高めるための取組を計画的、集中的に実施する「国立公園満喫プロジェクト」を推進している。中部山岳国立公園南部地域では、「中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会」を平成29年に設置し、2025年に向け、2021年に中部山岳国立公園南部地域利用推進プログラム2025を策定した。同プログラムでは、松本市街地と高山市街地を繋ぐ横断ルートを「Big Bridge（大きな架け橋）」に例え、多彩で上質な体験と滞在ができる魅力的なルートに磨き上げていくことをメイン事業に位置づけている。松本高山間ルート名称は、これまで、松本高山横断ルートを「Big Bridge」という仮称で進めてきたが、多様な横断ルートの総称として、ルート名称をこの地域に縁のある方や、来訪者などにより決めるべきと考え、ルート名称投票キャンペーンを実施することにしたという。