環境省は、「令和3年度プラスチックの資源循環に関する先進的モデル形成支援事業」の採択結果を発表した。令和4年4月に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」を踏まえ、令和4年5月20日から6月30日の期間公募を行い申請書類等による審査を行った結果、1)市区町村によるプラスチック使用製品廃棄物の分別収集・リサイクルについては、「エコタウンを活用した環境配慮型プラスチックリサイクル事業(八戸市）」、「自立分散型プラスチック再資源化事業に向けたリサイクル検証事業(岩手町）」、「商品プラスチックの再資源化事業(猪苗代町）」、「プラスチックの資源循環にかかるリサイクル可能性調査事業(鹿嶋市）」など12件、2)地方公共団体が製造事業者等と連携して実施する使用済プラスチック使用製品の自主回収・リサイクルについては、「使用済自社製品等の回収効率向上及びリサイクル資源の循環促進に向けたスキーム構築に係る実証試験事業(秋田県）」、「みんなでボトルリサイクルプロジェクト(東京都）」、「食用油製品容器等回収実証事業(川崎市）」、「Unite for Smile. UMILE湘南東(藤沢市）」の4件を選定した。