トイレの節水に関するJISを改正 経産省
発表日:2022.08.22
経済産業省は、トイレの節水に関するJIS(日本産業規格)を改正した。JISは、製品、データ、サービスなどの種類や品質、それらを確認する試験方法又は評価方法や、要求される規格値などを定めており、例えば、生産者、サービスの提供者、使用者・消費者などが安心して品質が良い製品を入手したり、サービスの提供を受けたりすることができるために用いられる。トイレの洗浄の節水については国際規格が制定されている。今回のJIS改正は、トイレ(小便器)の洗浄水量について、節水されている場合の区分や、その性能を試験する方法の標準化について。洗浄水量の区分を明確にし、その試験方法を統一することで、節水型の製品を選択する目安ができるようになる。今後、このJISに基づく海外国家規格の開発協力などにより、我が国の優れた節水効果及び衛生性を両立した製品の普及が推進され、ひいては持続可能な水利用の世界貢献に資することが期待されるという。
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