新宿御苑の剪定枝、土へ還す チップ化&発酵
発表日:2022.12.10
環境省は、新宿御苑の散策路等を含む園内各所において、発生材チップ(剪定枝等を細かく砕き、発酵させたもの)の敷き均し作業を行うと発表した(作業期間:令和4年12月~翌年1月)。新宿御苑は、東京都新宿区と渋谷区に跨がる環境省所管の庭園。新宿御苑では、園内の剪定枝や倒木などの発生材をチップ化し、園内へ還すリサイクルに取り組んでいる。発生材はチップ化することにより、発酵が早く進み、土に還るのも早くなるとのこと。チップは園内の管理区域で約1年間、発酵促進剤を加え、十分発酵させてから園内各所に薄く敷き均しを行う。チップは地面に敷くことで、雑草の抑制する効果があるほか、水分保持に効果があるマルチング材、栄養(肥料)としても役立つ。また、発生材は本来そのままゴミとして回収されるが、チップ化して再利用することでゴミの削減にも寄与するという。
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